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第12回さぬきシクロクロス善通寺大会に出場しました。

第12回さぬきシクロクロス善通寺大会に出場しました。

第12回さぬきシクロクロス善通寺大会 開会式
開会式の様子

エントリー

初めて出場したのが第9回大会でした。
その当時、レースという大会は自分みたいなヘッポコライダーでは他の選手に迷惑をかけそう、とか遅すぎて恥ずかしいから無理って思っていましたが、シクロクロスのような高速でないレースならごまかせるかなと思い、エントリーしたのを覚えています。それから数えて今年で4回めです。

会場

芝生ゾーン
コース途中の公園内の芝生ゾーン


地元開催のレースなので住んでいる高松市から会場までが近くて楽です。
大会会場は善通寺の公園の中とその外周一般道路を封鎖している区間です。他のレースはよく知りませんが、メイン会場が公園の中で応援出来る環境なので観戦もゆっくり出来てほっこりとした雰囲気のレースだと思います。地元の人には気軽に出れる大会です。

カテゴリー

僕がエントリーしているのは40歳以上初級者男性のカテゴリーでCM3、いつまでたっても初級者カテゴリーですけど、これは仕方ない。永遠の初級者ですから・・・。
ライセンス無しで出られてもこの大会はサイクリングでは無くてレースです。もちろん練習が必要でルールやマナーももちろん大切ですが、競技する他の選手に迷惑をかけないように最低限のレベルで走る体力は必要です。あんまり自分では言いづらいですけど、どんな大会でもそれは大切で、自分も真面目に練習しないと、と思います。

朝の試走

大会当日で重要なのが試走です。本番のレーススタート前にお試しでコースを走ることが出来ます。僕が会場入りした頃には既に試走が始まっていた時間だったので慌てて受け付けを済ませコースに入りました。前回と少しだけルートが変わっていましたが、ほぼ同じような構成です。みんな階段ゾーン前後の区間でみんなあーだこーだ言いながら作戦を立てています。自分ではウォーミングアップを兼ねた試走と思っていますが、やはり練習不足は否めません。体が暖まった頃には息が上がってしまい、そこそこで試走を終えてしまいました。何とかどう走るかはイメージ出来ましたが、本番はどうせムチャクチャになるんだからと、出たとこ勝負の気分でスタートに備えます。

スタートスタンバイ

スタート前
そろそろスタートです。ぎりぎりまで体を冷やさないように上着を着ている方が多くいます。


今回のスタート位置はゼッケンのナンバー順に並びました。今までの成績を考慮したのかは分からないですが、僕はかなり後ろの方でした。どこの位置からのスタートにせよ、成績を追及するレベルでは無いですが、前の方からのスタートの方が有利なのは間違いありません。少し残念です。まぁ、どっちにしろ抜かれるから変わらないんですけどね。

スタート

スタート直後
スタートして坂に差し掛かる前のカーブ。上のクラスはみんなすごい勢いで上っていく。


BGMがかかってMCの方がレース気分を盛り上げながらいよいよです。ピストルの音でCM3の45人、CL2の12人が一斉にスタートします。スタート地点はアスファルトの道路なのでダンゴ状態で他の選手との距離は近いですが、特にトラブルも無く始まります。アスファルト区間を過ぎて公園内の階段区間に突入です。ここが一番の難関、テクニック、パワーがある選手は階段横の狭いスペースをスルスルと走り抜けます。もちろんバイクに乗って。

実際にレースが始まるとこんな感じ

僕はダンゴ状態の後ろの方でいるので階段ゾーンに入る前から大渋滞です。バイクになんて乗っていられません、階段をバイクをかついで走ります。やはり思った通り、いつものレースで一番つらい状況です。上りきると、やっとバイクに乗る事が出来ます。続いて公園脇の未舗装区間です。少し滑りやすい泥道をぐるっと下って、再び上りきったら公園内の芝生ゾーンに入ります。毎回、公園の芝生こんなに荒らして大丈夫なんか?と勝手に心配してますが、そんなの関係無しでゴリゴリ走ります。


障害物の飛び越えゾーン
お馴染み障害物の飛び越えゾーン。みんなスピードを落とさず軽やかに走り抜ける。


ぐるぐる回って、障害の板を飛び越えて、公園を出て外周の一般道路を少し走ったらやっと1周2.25kmです。サイクリングのイベントと違いレースなので思いっきり飛ばしたり、追い抜いたりするのに遠慮は要りません。もちろん、危険が無いように追い抜いたり、上手に抜かされないといけません。今回はスタートしてからしばらく走ると自分のレベルに近い人が自分の周りを走っているという事に気が付きました。レベルが近い人でもスピードのリズム、コースのライン取りが違うので何回か追い抜く事が出来ました。それ以上にかなり抜かれるけど、少しでも追い抜く事が出来れば楽しいレースになります。

4周め

30分のレースです。3周走り終えた時点で30分経っていなければ4周めに突入します。初めて出た時は3周を走り終えた時点でチェッカーを受けました。トップがまだゴールしていないのに・・・ゴール地点を過ぎてへたりこんだ状態でトップ選手が優勝ゴール。一緒に行った友人でした。みじめー。
今回は3周走った時点でチェッカーは振られませんでした。ラスト一周がんばって!と鐘を鳴らしてくれます。「あぁ、これからまだもう1周か・・・。」体力的にもう限界と思いながら4周めに突入します。この日の階段ゾーンは2周め半分、3周め全部と乗って走れました。でも、4周めはふらついて落車しそうだったので乗らずにほぼ全ての階段を押し歩き状態で上がりました。かなり恥ずかしい・・。

ようやく

でも、階段ゾーンが終わってやっと楽しめる瞬間がやってきます。最後の難関をクリアした安心感からか、なぜかレースの苦しみから解放されるのです。ゴールまであと少し、もう終わってしまう。とやっと楽しくなってきたのに・・・とか思いながら少し慣れてきて上手になったつもりで芝生ゾーンを楽しんで障害物の板を軽く飛び越えます。そして、外周の道路を最後の力を振り絞って坂を上りきったらゴールです。無事にチェッカーフラッグを受ける事が出来ました。


ゴール直後
ゴールしてすぐに座り込んでしまった状態、しばらく動けない。

終わって

死ぬほどしんどい大会ですけど、終わってしまったらやっぱり楽しかったと思うんですね。なんでしょう、今回もエントリーした時点では練習不足で不安になって憂鬱になってたりしてましたけど。でも、また来年も出ようと思います。あー楽しかった。しんどいけど・・・。


コース脇でうどんを食べる
レースが終わったらうどんを食べるのが楽しみのひとつ。骨付き鳥も頂きました。

機材

FELT F2X

初めて出場した時から使っているFELTのF2X、2013年モデルで今どき珍しいカンチブレーキのカーボンフレーム、10スピードの6770アルテグラDi2。いつもかついだ時にレバーのスイッチを触ってしまいFディレイラーが勝手に動いてしまって慌てている。

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